第4回まちゼミの様子 御刃物処 桝屋 「道具長持ち♪包丁とまな板のコツの話し」講座を開催

トン、トン、トン、トン……。
包丁とまな板が当たる心地よい音がリズミカルに響きます。

10月10日に御刃物処 桝屋(明石町6-17・℡22-2627)で開かれた「道具長持ち♪庖丁とまな板のコツの話し」講座では、参加者が同店に置いてある、さまざまな庖丁とまな板を使って、切れ味の違いやお手入れのコツを学びました。

講師を務めたのは桝屋の店主、高橋さんです。物腰柔らかですが、「多くの方に日本の職人の素晴らしさを伝えていきたい」と熱い思いを持って営んでいます。

桝屋では、全国の職人たちが鍛造した庖丁を多く取り揃えております。「日本は刀の国。古くから刃物を扱っている日本だからこそ、日本の庖丁はよく切れるんです」と話す高橋さん。参加者に庖丁やまな板の選び方、収納方法などのコツを丁寧に教えていました。
参加者は、ステンレス、鋼、両方を混ぜて作られたステンレス鋼の庖丁の切れ味を、実際に野菜や手巻き寿司を切って体験。切れ味の違いに驚きの声が上がっていました。

お手頃に買える庖丁やまな板が多く売られている現代。腕のある職人がいい素材で作った庖丁やまな板は、味はもちろん、切る音の違いに食欲をそそられます。

おいしい食事は調理道具から!調理する楽しみを桝屋へ見つけに行きませんか。

ゼミサポーター K・T

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