第6回まちゼミの様子 「美味しい!プルプル!だし巻き卵の作り方」講座を開催

和食つぼね

普段、料理を全くしない人でも、一度は作ったことがある料理といえば「卵焼き」ではないでしょうか。料理の初歩であり、おかずの定番でもある卵焼きですが、美味しい卵焼きとなると、その作り方は難しいものです。

10月26日、和食つぼね(紅谷町16-3 おでん横丁)で「美味しい!プルプル!だし巻き卵の作り方」講座がありました。

「和食つぼね」の店主、坪根さんが、お店で出しているだし巻き卵の作り方を実演しながら教える
同講座は、男女4人が受講しました。

受講者はまず厨房に入り、昆布とまぐろ節からだしを引くところから始めます。
昆布は利尻昆布を、かつお節ではなく、より上品な味わいのまぐろ節を使用するのが同店のだし巻き卵のポイントです。
お店では90分程度煮出すこともあるようですが、家庭では一晩水に昆布をつけておくのも一手です。
「昆布やまぐろ節の正解の分量はなく、味を確かめながら量を調整するといいですよ」との坪根さんのアドバイスに、受講者は自分で好きな量のまぐろ節を投入し、味を決めていました。

だしを引いた後は、卵と混ぜる作業。卵とだしの分量は、卵1に対し、だしが0.9くらいの分量。だしをぎりぎりまでたくさん入れることがプルプル食感の秘訣。だしを入れすぎても巻くことが困難になるとのことです。
最後は、鍋に卵を入れ、坪根さんが手慣れた手つきで卵を巻き、完成。

卵を切り、大根おろしとともにお椀に入れて試食へ。
だしの香りと味が染み出る、プルプル食感のだし巻き卵に、受講者は舌鼓をうっていました。

参加者は、坪根さんの説明を聞きながら、質問や雑談を交えて終始、楽しそうで「一般客としてつぼねに来店したい」と笑顔を見せていました。坪根さんは「人前でしゃべりながら料理することはないので勉強になりました。また講座をやってみたいです」とほほ笑んでいました。

ぜひ皆さんも本格的なだし撒き卵を味わいに「和食つぼね」に来店してみてはいかがでしょうか。

取材・文  まちゼミサポーター

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